青い傘 [朗読]
こえ部で朗読していただきました。
わたしはずっと電話がかかってくるのを待っていた。
雨が降り続く中、雨宿りもせず公園のベンチに座っていたのでもうずぶぬれになっていた。
ポケットに入れた携帯が壊れても知らないからね。
この携帯、防水じゃないんだから。
こっちからかけなくても、傘があるかどうか心配して電話をかけて来ないあんたが悪いんだからね。
雨が急に止んだ。
同時にあたりが青くなった。
青い傘をさしかける彼の笑顔があった。
わたしはずっと電話がかかってくるのを待っていた。
雨が降り続く中、雨宿りもせず公園のベンチに座っていたのでもうずぶぬれになっていた。
ポケットに入れた携帯が壊れても知らないからね。
この携帯、防水じゃないんだから。
こっちからかけなくても、傘があるかどうか心配して電話をかけて来ないあんたが悪いんだからね。
雨が急に止んだ。
同時にあたりが青くなった。
青い傘をさしかける彼の笑顔があった。
タグ:アニメ声 携帯 朗読
同じ言葉でも感情の込め方で随分変わるのですね!
此れだけで幾つものストーリが生まれそうです。
by タッチおじさん (2013-03-26 18:32)
タッチおじさんさん。
コメントありがとうございます。
お返事がめちゃくちゃ遅くなってしまいました。
長い間、このブログもほったらかしでしたね。
たまには利用しないと埃をかぶってしまいそう。
「こえ部」の方もたまーに投稿する程度になっちゃいました。
読む人によって思い浮かべる映像が、がらりと違うのが興味深いですよね。
by 海野久実 (2013-09-16 00:45)
ふーん、こういう風に変わるんだ。わたしだったらどんなふうに読むだろうって思いながら聞いた。で。これはツイッター小説っていうんですね?
by さきしなのてるりん (2013-10-19 19:25)
ツイッター小説を元にして、140文字では書き足りない所を書き足したものですね。
僕はそう言うのを『ツイッター小説プラス』と呼んでいます。
by 海野久実 (2013-10-19 23:16)