春の落ち葉 [携帯で写真]
そうなんですよねー
落ち葉と言えば秋と言うイメージが強固にあるのですが、春も結構落ち葉があるんですよね。
秋の落ち葉は落葉樹が冬になるまでに葉を全部落としてしまうんですが、春の落ち葉は常緑樹の物です。
常緑樹に新芽が出るのと同じ時期に古い葉が落ちるわけですね。
落葉樹の場合は、潔く全部一斉に散って、冬を越し、春になってやっと新芽が出てくる。
それに引き換え、常緑樹の場合は新しい葉っぱが出てきたから、年寄りは出て行けー!みたいな感じ(笑)
春にも落ち葉があるのは解っているんですが、やっぱり落ち葉と言うと秋と言う思いが強くて、春に道路にたくさん葉が落ちているのを見ると「え?」となってしまうわけです。
「木が枯れかけてる?」とつい思ってしまったり。
そうそう、竹も春に葉を落としますね。
俳句では「竹の秋」というのが春の季語になっています。
それとちょっと似たような思い込みをしているのが、桜ですね。
桜の花は葉っぱが出ていない時につぼみを付けて一斉に咲きますね。
そしてまた一斉に散ってしまう。
イメージとしては花が散るとまた裸の木になって、その後葉が出て来るように頭の中では考えてしまいます。
ところが実際は花が咲いて散っていくその間にもう葉の新芽は出て来ているわけで、花が散ってしまった時にはほぼ葉も出そろっている感じです。
写真は花が散った後のガクが残っていますが、ここにサクランボが出来ます。
まあ、ソメイヨシノのサクランボは小さくて、あまり甘くもなく食用にはなりません。
2012-05-02 01:07
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へぇ~そうなんだ。すごくわかりやすい解説でした。
でも、ホント落ち葉って秋のイメージが強いですよね。
>「竹の秋」というのが春の季語
なんだかとってもオシャレな感じがします。粋というか。(笑)
by haru (2012-05-02 19:30)
haruさんこんばんは。
解説というかー
正確かどうか、責任は持てませんけどね。
ただ自分の周りの樹を観察して書いてるだけですから。
季語には一時興味を持っていた事がありますが、なんかこの「竹の秋」と言うのが印象に残っています。
by 海野久実 (2012-05-03 11:00)